【キリンの雑学】実は最強クラスの破壊力

 

キリンと言えば、あの長い首でおなじみですよね。

草食で大人しいイメージがあり、特徴的なフォルムをしているので動物園でも人気の存在。

シルエットも素敵ですが、色合いや模様もすばらしいので私は好きです。

 

そんなキリンの事をご紹介しましょう。

 

キリンの生態と豆知識

キリンってデカいですよね。

動物園にいる状態ではいまいち大きさを把握しかねると思いますが、実際どのくらいの大きさなのか考えてみましょう。

彼らは成体になると、頭に付いている角の先っちょまでは5m以上にもなります。

 

日本の家だと、大体2階の床が地上から3mくらいですから、2階の窓から餌を与えるのにちょうどいいかなってところですね。

 

庭で飼ったらの話ですけどね。

吹き抜けのあるお宅なら、かろうじて家の中に入れることが可能かもしれません。

2階建てくらいがちょうどよい

 

世界一と噂される驚異の脚力

キリンってちょっと弱いイメージを持っている方が少なくないと思います。

ライオンに追いかけられて逃げているような…そんな動画を見たことがあるでしょう?

 

でも、実際はあの巨体に長い脚なので本気で走れば60km/hくらいは出ると言われています。

 

キリン単体で見ていると、脚が細く見えて頼りなく感じるかもしれませんが、実際はアレ、かなり太いですからね。

後蹴りで敵を蹴散らすことも多々あります。

ライオンもうっかり後ろに入って蹴られたらイチコロなんですよね。

最強のキック力

 

人類は足元にも及ばない超高血圧

あれだけ長い首を持っているキリンですから、血液を頭まで送り出す強靭な心臓を持っています。

 

そのため、血圧は実に260~160(mmHg)程にもなります。

 

人間の血圧は通常130~85(mmHg)くらいなので約2倍以上です。

もし人間が同じ血圧だったら頭ボカンですよ。

爆発するかもしれません。

 

ここで一つの疑問があります。

なぜそんなに高血圧なのに、頭を振り回しても、上下させても、ふらつくキリンはいません。それはなぜか?

それは首周りの血管にワンダーネット」と言われる特殊な毛細血管の塊があり、そいつが血圧を調整する役割を担っているからなんですね。

 

It’s wonder‼

高血圧だけどワンダー

 

ボディメイクのためにキリンは一日中食事中

身長5m以上、体重1t以上のキリンは、その身体を維持するために、大量のエネルギーを摂取しなくてはなりません。

 

そのため、毎日30kg程の食事をとる必要があるので、ほぼ一日中食事をしているそうです。

 

ちなみに食事は主に草と認識されていますが、たまに鳥や小動物も食べるそうです。

知っていましたか?

 

ちなみに野生のキリンの睡眠時間は一日30分以下だと言われています。

まぁ、食事もしなければならない上に危険もあるので、寝ている暇はないのかもしれません。

でも飼育されているキリンはさすがに横になって寝るみたいです。

体調管理も大変

 

キリンの模様には隠された意味がある!?

キリンの模様と言うと、黄色いベースに茶色の多角形を思い浮かべると思いますが、よく見ると本当に様々な形になっています。

 

最近になって、あの茶色のところには毛細血管や腺が集中しており、体温調整を行っている可能性があるとも言われています。

 

そんな不思議な模様は、専門家の間では「サーマル・ウィンドウ」と呼ばれています。

ちなみにサーマルウィンドウは各自固有のものなので、同じ模様はありません。

 

近年の研究では、模様が丸く広い個体のほうが生き残る可能性が高いという統計もあるようです。

出身のサバンナでは寿命にかかわるほど、体温の調整が重要ということでしょうか。

模様から放熱する

 

まとめ 実は強者だった謎多きキリン

キリンの強さと不思議さを分かっていただけたと思います。

おそらく進化の過程で、危険察知や食物の確保をするために、このようなフォルムになったと思いますが、ちょっと信じられないですよね。

というか、なんで首と脚があんなに伸びたのか謎ですね

むかし、どこかで聞いた「キリンは血圧が高すぎるから、頭をケガすると爆発する」って話はどうやら嘘のようです。

 

そんなキリンのLINEスタンプはこちら。

https://youtu.be/Tbqt05Nagfk

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