私たちにとって、一番身近な動物の1つである「ネコ」
私は幼い頃からネコと一緒に暮らしていたせいもあってネコが好きです。
何が好きかというと成長したネコ特有のふてぶてしい感じが好きなんです。
もちろん、たたずまいや動きの美しさ、曲線美もなんかいい感じです。
が、要はギャップなんでしょうかね。
ということで、ネコの事をもっと知っていただきたいのでご紹介しましょう。
ネコの生態
ネコは我々と非常に深い関係にありますが、まだまだ分かっていないことも沢山あります。
彼らについての議論でよくあるのは「ネコは固体か液体か?」という問題です。
当然、ちゃんとしている時は固体のように見えますが、注意深く観察してみるとそれでは説明のつかない場合が多々あるんですよね。
信じられないですか?
近くにネコを飼っている人がいたら聞いてみてください。
実はネコにも鎖骨がある?
我々人類にもある「鎖骨」ですが、霊長類やネズミなどのげっ歯類はありますが、犬や馬などには鎖骨がありません。
その中でネコはごく小さいですが鎖骨を持っているのです。
鎖骨を持つ動物と持たない動物の違いは手の使い方にあります。
我々やネズミなどもそうですが、鎖骨を持っている動物というのは、腕(前足)を器用に動かすことが出来ます。
ネコは四本足で歩く動物ですが、木にへばりついたり、多彩な軌道の猫パンチを繰り出したり、他の動物に比べて前足の動かし方が上手なのは、こんな理由があったからなんですね。
ネコ治療がはかどる可能性あり
ネコが発する「ゴロゴロ」という音を知っていますか?
気持ちがいい時やリラックスしている時など、ネコたちの喉のあたりから聞こえて来る、あの音です。
実はあの音、私たちにとっても素晴らしいメリットがあるのです。
本来、あの音には「子猫と親猫とのコミュニケーション」と「病気や傷ついた時に回復をる」という2つの目的があります。あまり知られていませんが、彼らは傷ついた時にもゴロゴロ言います。
数値にして20~50ヘルツのこの音は、ネコにとって非常に心地良いようですが、我々人間にとっても副交感神経を優位にしたり、「セロトニン」の分泌を促すなどのリラックス効果があります。
さらに、それだけではありません。
ネコ科の動物は他の動物よりも骨の回復速度が早いのですが、その理由こそ「ゴロゴロ」だというのです。
事実、最新医療では超音波による骨折治療が行われているので、これを人類にも有効に活用できる可能性は大いにあります。
もしかしたら、今後【ネコ治療所】なるものが出来て来るかもしれませんね。
ネコが語りかけるのは人間のみ
ネコは我々に向かって鳴きます。
でも、ネコ同士で鳴くことはほとんどありません。あるのは子猫が親猫に向かってコミュニケーションをとる時くらいでしょうか。
ということは、ネコは我々に対して「親猫のような頼れる存在」という認識をしている可能性があります。
「餌をくれる」「撫でてくれる」「遊んでくれる」
新聞を読んだりPCに夢中になっていると邪魔してくるのも、そんな意識から来るのかもしれません。
ただどう思っているかはネコにしかわからないのです。
でも少しだけ、かわいく思えてきませんか?
本当は誰よりきれい好き
ネコと暮らしていると分かりますが、彼らは非常にきれい好きなんです。
犬のような体臭はほとんどありません。
むしろいい匂いがするんです。
土のような太陽のような落ち着くいい匂いです。
それもそのはず、彼らの狩りは待ち伏せや奇襲が中心なので、自分の体臭があっては都合が悪いんです。だから暇さえあれば毛づくろいをしているわけです。
管理のずさんなペットショップや野良猫たちはニオイがきついと感じるかもしれませんが、それは糞尿のニオイや病気からくるニオイなのです。彼ら本来のニオイではないんですね。
まとめ 謎のポテンシャルを持つ憎めないやつ
気高く美しい反面、気まぐれでマヌケだったりするネコ。
彼らについての逸話は無数にあるので全てを紹介しきれません。
そして、我々の近くにいるにも関わらす、未だ謎多き生き物。
とにかく面白い連中であることに変わりはありません。
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