高いけどリーガルのオールソールを交換したら納得の仕上がりだった【REGAL TOKYO】

 

唯一持っている「スーツに合わせられる革靴」のオールソール交換をしました。

 

持っていたのは

REGAL TOKYOのストレートチップ

REGAL TOKYOというのはREGALのいいやつです。

正直かなり高かったんですが、仕事で毎日使うわけではないのでせっかくなら気に入った靴が欲しいと買ったものです。

REGALブランドの最高峰SHOPとして役割を担っている「REGAL TOKYO」。
そのREGAL TOKYOを御愛用いただいているお客様の強いこだわり、感性に応えるべく展開しているコレクションが「REGAL TOKYO」ブランドです。REGALのハイクラスコレクションにふさわしくMade in Japanであることはもちろんのこと、製法や素材にもこだわり、フィッティングにおいても一味違う工夫を盛り込んでいます。永く御愛用いただけるようにシルエットやデザインはあくまでもベーシックなものが中心となっていますが、靴好きのお客様のおしゃれ心をくすぐる工夫として、ライニングのカラーをパープルにしたり、ソールステインで遊んでみたりしているのも特徴です。
洗練されたモノへのこだわりをお持ちの大人の男性にお洒落を楽しんでいただけるラインナップとなっています。

REGAL TOKYO HP:https://www.regaltokyo.jp/

 

4年ほど履いて靴底の母指球の部分が薄くなってきたので、オールソールを交換しようとREGALに持っていきました。

 

オールソールは高い

街のリペアショップの場合は大体1万円以内で修理できるようなので、REGAL SHOPだと1.5万円くらいかなと勝手に予想していました。

が、実際に持っていって聞いてみると2万円超でした。

 

(に、2万以上だと…)

 

元々履きつぶす予定だったので、もちろんソール交換もするつもりでしたが、2万を超えるとなるとさすがに悩みました…

それだけ出せば新品でもそこそこのが買えますからね。

 

でもアッパーの革はまだまだ使えるし、なじんで柔らかくなっているのでこのまま廃棄するのももったいないんですよね。

 

少し時間を下さいと店内の靴を見ながら考えました。

 

(店内の靴も2万で買えるものはあるなぁ…)

(でも、今のより欲しいのは無いな。)

(同等レベルのものは、値段もそれなりか…)

 

結構悩みましたが、このご時世直しながら長く使うっていうのがやっぱり大切なんじゃないかなと、それに店の人にも説明されましたが、REGALで直す場合はパーツも純正なので修理後の品質は新品と同様といっても過言ではないんです。

元々4万以上の靴が2万ちょっとで手に入ると考えればお得ですよね。

「リーガル」のリペアが街の修理店と少し違うのは、基本的に純正パーツを使ったリペアが可能な点です。たとえば木型。私たちのリペアファクトリーには、20年前、30年前に作られ始めた木型も保管されています。それらオリジナルの木型を使ってソール交換を行うと、履き込んだことによる足馴染みはそのままに、その靴の作られたときに近いフォルムに戻すこともできます。

https://www.regal.co.jp/kutsu/repair

せっかくグッドイヤーウエルト式製法というリペアが可能なつくりをしているのに、一度も張り替えないで捨てるのももったいないですからね。

 

実は修理代はREGALのHPに乗っていました。

革底の場合は16,100~25,450円+税 程度。(底の種類で変わります)

REGAL TOKYOの靴はいい皮を使ってるので上限に近い価格がかかるとのこと。

私の場合、中敷きを流用できたので2.2万程になりました。

 

仕上がり具合はどうか

修理は1か月程掛かる可能性もあると言われていましたが、2週間ほどで上がってきました。

うつくしい

ボディを磨き上げられてつやつやです。

ヒールの側面の塗料に少しムラがありましたが、仕上がりはさすがというべき美しさでした。

ソールは元通り
刻印もちゃんとある
かかとも部分もオリジナル通り

 

今回は全体が磨き上げられて返ってきましたが、実はリペアに出すときに私が「磨いてほしい」と言ったからです。

 

前回、この靴のヒール交換したときはそのまま帰ってきたので、その時感じたことを聞いてみたんですよ。

「メーカーに修理に出したんだから、出来れば磨かれて返ってきてほしい。」

「磨くのに別途料金がかかるならそれでもいいが、案内くらいはしてほしい。」

 

店員によると、

「リペア工場はあくまでリペアするだけなので、直すときの汚れなどをふき取るだけ。」

「革靴は持ち主がこだわっている場合があるので、勝手に磨くということはしない。」

 

「あぁ、そりゃそうか。」と納得しました。

ただ、磨きは修理後に店舗で対応することも可能だということなので、今回は磨いてもらえるようにお願いしました。

ヒールのゴムを交換するくらいではそこまでサービスしてくれないでしょうが、とりあえず聞いてよかった。

 

本格的にきれいにしたい場合はシューケア出来る店舗(シューケアステーション)があるので、そこに持ち込んだ方がいいですね。

リーガルショップリスト

※各店舗の「サービス」のとこに「シューケアステーション」と記載があればケア可能。

 

REGALに出してよかった

返ってきた靴を手に取って見ると、やっぱりメーカーの修理は素晴らしいものだと感じました。

街のリペアショップは手軽でコスパはいいですが、パーツは純正ではないですからね。

復活した靴は本当に新品になったように感じます。

 

2万でこのクオリティの靴を手に入れることは出来ないので、やっぱり直してよかったなぁ。

 

長く使えるように、修理後はハーフゴムをフロントに張り付けることにしました。

街のリペア屋で。

 

 

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