ダチョウは飛べない鳥。
そして鳥類の中では地球上で最大です。
それは皆さん知っていると思います。
しかし、日本では高級革の「オーストリッチ」くらいしか馴染みがないかもしれません。
そんなダチョウのことを探ってみましょう。
ダチョウの生態と豆知識
鳥なんですけど、体長は2m近くになり、体重も100kg以上になります。
大体の人類よりもデカいですね。
よく巨大な卵がニワトリの卵と比較されますが、本体の方もなかなか興味深い生態をしています。
最高の眼を持つダチョウだが実はアホ?
ダチョウは陸上生物の中では最大の眼を持っています。
その大きさは、直径約5cm、重さ60gほどになります。
その大きさのためか、一説では5km以上先も見ることが出来ると言われています。
※人間の場合は、直径約2.5cm、重さ7g程度
つまり、大きさも性能も一級品の眼を持っているという事です。
ただ、悲しいことにダチョウはアホだという噂があります。
その原因は脳の大きさ(重さ)です。
よく身体の大きさと脳の大きさの比率が、賢さの基準としてあげられますよね。
私はあまり信じていませんが、非常に記憶力が乏しいらしいのです。
ダチョウの脳の重さ、実に約40gほど。
さっき片方の眼が60gと書きましたが、一個の眼より軽いんです。
これは由々しき問題です。
それだけ軽ければ、そう思われても仕方がないのかもしれません…
ダチョウは走る!飛べないからね
彼らは巨大すぎて飛べない(というか羽も飛べる構造にはなっていないそうですが)ので地上を疾走します。
あのフォルムからも想像できるように、かなりのスピードで走ることが可能です。
最高速はなんと70km/h。
馬とタメを張れるくらいのスピードです。
しかも持久力もあるので、その気になれば50km/h程度のスピードで1時間以上走り続けることが可能だと言う。
恐るべき運動性能ですね。
ちなみにダチョウの足に指は2本しかありません。
爪は大きなのが1つ付いています。これは凶悪な武器にもなります。
70km/hで疾走する筋力でその爪を刺されたらどうなるか?想像は容易いですね。
ダチョウは鳴かない(声帯がない)
ダチョウの鳴き声を聞いたことのある人はどれくらいいますかね?
多分いないと思います。
それもそのはず、実はダチョウには声帯がないんです。
鳴き声ではなく、のどを鳴らすことはあるそうです。
「ボフゥ、ボフゥー」や「ウォゥ、ウォゥー」のように音を出すと言います。
しかもこれは主に求愛の時にやるらしく、オスのみ。メスはやらないそうです。
見た目に反して、とても静かな鳥なんだそうです。
フィットネスにピッタリ「ダチョウの肉」のスペックがヤバい!
日本ではあまりお目にかかることはないですが、ダチョウの肉もおいしいらしいです。
しかも、栄養素的にはとても理想的な値。
まず、下の表を見ていただきましょう。
フィットネス等でボディケアに気を使っている人にはおなじみの「ニワトリのムネ肉」との比較であります。
トリムネを凌駕するほどの低カロリー&高たんぱくであります。
しかも、すべて赤身で牛肉のような印象だという。
値段は少しお高いですが、牛ヒレを食べるくらいの気合があれば、ダチョウに挑戦してもいいと思います。
近所に売っているかどうかは…
とりあえず、私は注文しました。
とりあえずダチョウは眼にスペックを全振りした
とがった性能をお持ちのダチョウ。
眼にスペック全振りした清々しさは、ご尊顔にも表れていますね。
個人的にはお肉のほうに興味が出てしまってスイマセン。
あの大きさですから、実は乗ることも可能なのです。
スクーターの代わりに飼育してみてもいいかもしれません。
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