先日、鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)の手術をしてきました。
この手術は、何らかの理由で曲がってしまった鼻の間の骨や軟骨を切除してまっすぐにするものなんですが、体験談が少なかったため、手術前は不安がありました。
しかし、結果的にやってよかったと思います。
ということで、今後検討している人は私の体験談も参考にしていただけたらと思います。
鼻中隔湾曲症の手術を決心するまで
手術と言うと、「骨折」とか「盲腸」のように「やらなくてはいけない状況」ですることが多いかと思います。
大なり小なり支障があっても、普通に生活出来る状態から「よし、手術をしよう。」と決めるのは中々勇気がいるでしょう。
私は以前に「レーシック」の手術をしているので、そういった経験は2度目になります。
今回の手術を決心したのは、簡単に言うと「思い立った時期」「休暇」「お金」がちょうどマッチしたからです。
まずは、その経緯について書いていこうと思います。
花粉症による弊害
鼻中隔湾曲症には直接関係ないですが、手術をするきっかけは「花粉症」です。
私は幼い頃から花粉症だったのですが、ご存知の通り下記のような症状に悩まされていました。
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
- のどのかゆみ
ただ花粉症は期間限定ということと、幼少の頃からなのでもう慣れっこになっていました。
とはいっても鼻水・鼻詰まりは集中力が切れるんで、生活面では大なり小なり支障が出るんですよね。
更に、一番ひどい時は夜中に鼻が詰まって
・・・ッぐはあぁッ!!
ってな感じで起きてしまうので、それはそれは辛かったです。
まぁ平常時はどうってことないんですが、少し鼻の通りが悪い場合もあるので、根本的に治したいという気持ちは常にありました。
花粉症の症状を抑えるためにしていたこと
花粉症の症状を抑えるにはいくつか方法がありますが、私が使用していたのは2つ。
点鼻薬と内服薬です。
私の体質が問題なのか、病院で処方された内服薬も点鼻薬もあまり効かないんですよね。
でも、点鼻薬は薬局で売っている市販のものが効くのでそれを使っていました。
その他には、レーザーで粘膜を焼くことも考えたんですが、数年経つと戻ってしまうといった情報や、術後に鼻が腫れて息苦しくなることが嫌でやらずじまいでした。
だって、数年間は楽になるとはいえ一生ではないわけですから。
その数年のために全く鼻が使えない期間を過ごすのは抵抗がありますよ。
鼻中隔湾曲症の存在を知る
そして今回、いつものように花粉症になった訳なんですが、自分の鼻を改めて観察してみたんですね。
そうすると…
- 鼻が右側に曲がっている。
- 詰まるのは大体左側。
- 左は入り口から狭くなっている。
まぁ、曲がってたのは気づいていたんですけど…
※昔、格闘技やっていた時に鼻を強く殴られたんですが、どうやらあの時からような気がする…
で、花粉症とは別に「鼻の曲がり」について調べていたら「鼻中隔湾曲症」という存在を知りました。
ちなみに、成人の鼻中隔(鼻の間の軟骨)は約90%が曲がっているそうなので、支障がなければ気にすることはないです。
しかし、私の場合は曲がりが強いので、鏡で見ると曲がった軟骨が道を塞いでいるのが分かるんですね。
そこで思ったんです。
「これがまっすぐになったら花粉症で少しくらい腫れてもマシになるんじゃね?」と。
それに、空気の通り道に抵抗がなくなるということは、その他でもメリットしかないなと思ったんです。
スポーツするにしても勉強するにしてもね。
そうしたら手術をするしかないですよね。
鼻中隔湾曲症の病院選び
鼻中隔湾曲症の手術自体はそんなに時間はかからないですが、術後は鼻に詰め物をするので、術後数日間は【完全口呼吸】になります。
今までの経験上、口呼吸のみで仕事をするのはとても無理だと判断し、手術は休み前にするのが理想でした。
実はこの時点で、連休まで1ヶ月を切っていたので急いて病院を探しました。
日帰り~1週間程度の入院まで、各病院での対応は色々ありますが、病院決めの条件はとしては以下の通りです。
- 日帰り~もしく1泊2日(お金節約)
- 最寄駅から電車1本で行ける(術後にも通院あるため)
- HPに手術のことが記載されている(それなりに自信がある?)
この条件で探してみると、ちょいと家から離れているけど電車1本で行ける病院があったのでそこに決めました。
まずは診察をしてもらいに行くことに。
つづく。
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