無事に鼻の手術は終わりましたので、術後とその後の経過を。
鼻中隔弯曲症 術後
手術後はそのまま病院に泊まり、翌日家に帰ることになっています。
鼻にスポンジが詰まっているので、完全口呼吸なわけですがその日は比較的眠ることが出来ました。
問題は食事です。
夕食と朝食は病院食を食べるんですが、鼻の詰まった状態で食事を食べるというのは非常に難しいんですよね。
ゆっくり一口ずつ飲み込むことで何とか少ない食事をすることは可能なんですが、とにかく気を使います。
予想はしていましたが食いにくい。
「もう、別に食わなくてもいいかな…」というくらい食欲はなくなりました。
睡眠不足と口内炎
翌日は昼前に帰宅し、2,3日は特に安静なのでゆっくりします。
といっても、鼻の奥の鈍痛と口呼吸しか出来ない状態なので、頭は働かない身体もダル過ぎて何もする気が起きないのでそうせざるを得ないのです。
とりあえず、ベッドに横になって眠るわけですが、口呼吸のせいでのどは乾くので途中で起きます。
そして、うっかり口を閉じようものなら窒息しそうになってまた起きます。
とにかく、よく眠れないんです。
寝ては起きて、水を飲んで、また寝て。そうしていると2日後には口に立派な口内炎が。
舌にも白い斑点が表れるし…
どうしようもないんですが、この苦しみは1週間ほど続きました。
綿球とスライム
鼻にはスポンジが2、3本と綿球が詰まっていますが、傷が落ち着くまでは
とにかく鼻水がよく出ます。
あれを鼻水と言っていいものかどうかよく分からないですが、とにかく粘っこいスライムのような鼻水がよく出ます。
鼻水たちは、スポンジの隙間をぬって綿球の後ろまで来るんですが、放っておくとあふれ出すので鼻水の除去と綿球の交換も必要です。
その時はとても優しくしてください。
謎のスポンジ
この鼻に入っている謎のスポンジの正体は「ベスキチン」と言われるものかもしれません。
綿のようなものが体液などを吸収して、ぶよぶよとしたものに変わります。
他の方の体験談では綿やガーゼなどを詰めていたらしく、鼻の中の皮膚に張り付いて、それを取るときの痛みたるや想像を絶するものらしいのです。
それを恐れていたんですが、私の鼻に入っているものはそんな事はなく、穴に収まっているだけでした。
本当は一定期間が来たら病院で取り外すんですが、結局、半分以上は生活の中で自然に取れてしまいました。
徐々に性能を発揮してくる鼻
治るまでに辛いことは多々ありましたが、結果から言えば…
やって大正解
1~2ヶ月くらいはまだ腫れているため、完全開通とはいきませんが、徐々に腫れもおさまりどんどん空気が楽に通るようになるのが分かります。
鼻が通るというのは実にすがすがしいものです。
花粉症の季節は過ぎましたが、これなら花粉症にも期待が出来そうですよ。
悩んでいる人には進めたい手術です。
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