オピネルに付いてきたケースがダサかったので革ケースを作ってみた

 

久方ぶりにキャンプでもしようかと思い、とりあえずナイフを買いに行ったんですが、鮮やかな色のオピネルに目を奪われて購入しました。

定番だけどやっぱり良い

オレンジ色のNo.7です。

この他にも色々鮮やかな色があります。

 

このナイフ、それ自体はかなりかっこいいんですが、付属で付いてきたケースが非常にダサい…

違和感がすごい

色の問題なのか?

はたまた私の感性が腐っているのかは分かりませんが、到底コイツを使用する気になれません。

という事でオピネルケースを作製します。

 

オピネルNo.7の本革ケース

クロム鞣しの革を使用して「ホックで留めるタイプ」のケースを作ります。

 

まずはナイフを紙でくるんだりしてケースの形を何となく決め、革で試作品を作ります。

大まかに革を切り出しました。

 

さらに留める部分とボディの部分を切り出します。

何となく形になってきた。

 

端のところはボンドを塗って接着します。

縫うところは菱目打ちで印をつけておきましょう。

あとでそこに穴を開けます。

穴を開けたらオレンジ色の糸で縫います。

 

……

………

はい、出来ました。

サクッと縫えた

糸はオレンジなんですが、けっこう色味が違いましたね…

 

このようにホックで留める構造にしました。

 

オピネルの柄のケツの部分が斜めになっていたので、その傾斜に沿うように作りました。

斜めにフィット

このように留まるので収まりが良いです。

 

入れてみるとこんな感じ。

オピネルの柄が曲線なので、ケースも曲線にしてみました。

 

完全にケースにホールドされつつ、ケツの部分がちょっと出ているので取り出しやすい構造となっています。

 

付属のケースと比べるとどうでしょう。

だいぶ好みの見た目になりました。

試作のつもりでしたが予想以上にしっくり来たので、しばらくはこのまま使おうか…

 

やっぱり気に入らなかったのでヌメ革で作りました。

こっちのほうがしっくり来たな。

これにてケースは完了。

 

オピネルのナイフについて

オピネルにはカーボンスチール(炭素鋼)とステンレスモデルがあって、切れ味はスチールの方が上だと言われています。

私が買った色付きオピネルシリーズにはブレード素材にステンレスしか設定がないので、スチールモデルが欲しい人には残念です。

ただ、このステンレスモデルも少し研げば全く問題なく切れるようになります。

当然ですけど。

※新品は研ぎが甘いらしく、刃にかえりが付いていました。

 

スチールは最高に研ぎ上げれば最高の切れ味をお届けすることになるでしょうが、その反面ポテンシャルを発揮させるにはそれ相応の手間が必要です。

サビに気を付けたり扱いに注意しなくてはなりませんし、何より切れるように研ぐ技術が必要です。

個人的に、キャンプで使用するならずぼらな扱いでもOKなステンレスで十分だと思うんですよね。

 

ちなみに#7は刃の長さが約8cmなので、軽作業をするにはベストバイではないでしょうか。

おさまりがとても良いです。

まぁとにかくオピネルはいろんな色があって目に楽しいのです。

オピネル(OPINEL) #7
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