カナル型を買って改めて感じた【OpenMove】のメリットとか 骨伝導イヤホンレビュー

 

たまたま冷やかしで入ったヤマダ電機で衝動的に買ってしまったOpenMove(骨伝導イヤホン)のレビューです。

 

骨伝導というのは音楽用というよりは「耳の聞こえが悪い方向けの補助器具」という認識でした。

しかし、興味本位でOpenMoveを視聴してみて、そのクリアな音質に驚き、少し悩み、購入したわけです。

音のすばらしさについては、他のレビューが沢山あるのでそっちを検索してください。

OPENMOVE 公式HP

 

OpenMoveに満足はしていましたが、カナル型が懐かしくなって再び購入。比べてみて再認識したメリットを挙げていきます。

 

メリット① 風切り音が少ない

カナル型は動いている時に使用すると、耳から出ている部分が風を切るので結構ノイズが発生します。

それは自転車で走っている時に顕著に感じますが、かなりゆっくり走っていてもうるさいんですよね。

ノイズキャンセル機能が付いてる場合や、イヤホン形状によってはそれほど気にならないかもしれませんが、少なくとも私の使っているイヤホンはうるさくなります。

 

一方、OpenMoveは風切り音が気にならないんです。

ある一定の速度までは。

 

さすがにスピードを出せば風切り音は聞こえてきますが、流している程度では感じないことが多いです。

 

メリット② 運動に最適(外の音が聞こえる)

OpenMoveの使い方は、耳の穴の前くらいにスピーカー部分が来るように挟みこむだけ。

圧迫感はそれほど強くなく、それでいてフィットします。

ここから振動が伝わる

しかも軽い(29g)ので、自転車に乗ったりランニングやダッシュ程度ではズレることはまずないです。

 

カナル型は耳に密閉されるので、音楽に没頭できる代わりに周りの音が聞こえなくなりますよね。

慣れているとそれほど危険を感じることが無いかもしれませんが、一度オープン型のイヤホンをしてみてください。

オープン型の解放感とカナル型の閉鎖感の違いに改めて気づくと思います。

 

骨伝導に慣れた今、カナル型をはめている間は少し恐怖を覚えます。

外の音がほぼシャットアウトされるので、自分の周りで何が起きてるか把握できない怖さですね。

実際の安全性から見ても、自転車で走る場合や夜にランニングするようなシーンでは、やはり周辺の音が聞こえる状態にするというのは必須条件です。

 

メリット③ 運動に最適(蒸れない)

カナル型でランニングなんかをしていると、耳をふさいでいるので中が蒸れます。

(こんなに耳から汗って出るんだ…)って思うくらい結構濡れます。

そしてイヤホンとの間に溜まります。

いくら防水であったとしても、スピーカー部分に汗が触れるのは衛生上気になるし、汗でズレて落ちそうになった経験は何度もしています。

 

しかし、OpenMoveはそもそも耳にハマってないので、耳に汗が溜まる事がありません。

接触面は汗で濡れますが、それが原因でズレることもないし、特に気にならないんですよね。

 

メリット③ デュアルノイズキャンセリングマイク付き

特に気にしていなかったんですが、マイクが付いています。

しかもデュアルノイズキャンセリングマイクです。

ノイズキャンセルでこちらのノイズを消してくれるそうですが、使っている側からすると分かりません。

でも、WEB会議等でも聞き取りにくいと言われたことがないので、それなりの性能はあります。

 

最近テレワークが多くなりましたが、新たにヘッドセットを買う必要が無かったのは、地味にうれしい点ですね。

 

メリット④ 充電がUSB-C

充電がUSB-Cというのがすごく助かります。

スマホはもとよりノートPCでもUSB-Cが増えている中、未だにmicro-USBに遭遇することがあるんですよね。

私はスマホや会社PCがUSB-Cなので、新しく買ったものがmicro-USBだとテンション下がります。

非常に面倒だから。

ぺろっとめくる

でも同じ規格なら、充電を忘れたとしてもケーブルを忘れたとしても問題ないので助かるんです。

 

ざっと感じたメリットはこの辺ですが、逆にデメリットはと言うといくつかあります。

 

デメリット① フードに引っかかる

形状的に首の後ろにワイヤーが来るようになっていますが、これが邪魔になることがあります。

特に感じるのはパーカーを来て自転車に乗った時。

私はクロスバイクに乗ることがありますが、あの姿勢で前を向いた時にワイヤー部分とフードが干渉します。

 

ただし、ペラペラのフードなら問題ありません。

チャンピオンのような比較的生地の厚い、フードの立つパーカーの場合に気になります。

チャンピオン 11.5oz リバースウィーブフーデッド
created by Rinker

 

デメリット② 音量を上げるとこそばゆい

音を耳に直接届けているわけではなく、振動で伝えるという構造+耳が解放されているので、外の状況によっては音が聞こえないことがあります。

そんな時は音量を大きくしますが、そうするとスピーカー部分の振動が激しくなってこそばゆいです。

バイブレーターみたいになります。

 

まぁ、デメリットはこのくらいで、総合的にかなり満足度は高いです。

何と言っても耳が解放されていること、周囲の音が聞こえているというのは、普段使いにはやっぱり最強です。

普通のスピーカーから空間に流れている音を聞いているような感覚なので。

気になる人はぜひ視聴してもらいたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です