さて、B級グルメを食べに行きましょう。
国道12号線を走って、三笠から北へ向かいます。
国道12号線は『日本一長い直線道路』
北海道には沢山の有名な道がありますが、国道12号線もその一つ。
ずーっと先まで真っすぐです。
その距離29.2km
日本一長い直線道路だそうです。
アップダウンがあるので、端から端まで肉眼では確認できませんが、本当に真っすぐです。
周りは市街地なので有名なルート66みたいには行きませんが、走ってみる価値はあると思いますよ。
美唄市から滝川市までの国道12号線29.2kmは日本一長い直線道路です。
道道月形峰延線と同じく、月形町に設置された樺戸集治監の囚人が開削しました。
当時の北海道庁長官から命を受けた高畑利宜の復命所には「上川道路(当時)は、重要道路につき、他日不十分無きよう、なるべく直線道路となす」とあったそうです。
美唄市HP http://www.city.bibai.hokkaido.jp/photoex08.html
早朝だということもあり、留萌までは特に何事もなく着きました。
コンビニくらいしか開いてないですからね。
留萌駅
現在、留萌駅は留萌本線の終着駅となっています。
南下すると増毛町がありますが、2016年までは増毛駅まで通じていたようです。
休日ですが、朝なので人はほとんどいませんでした。
中々の終着感があります。
構内にはポスターが張られており、見どころはいっぱいあるようです。
でも、今は時間がない…
駅の2階にはFMのラジオ局があるようです。
マスコットのKAZUMOちゃん。
留萌のグルメ
留萌駅にはとても見やすい「グルメマップ」がありました。
あいにく朝早くやっているところはあまり無い…
留萌駅と立ち食いそば
駅構内には立ち食い蕎麦屋あるので、ここで朝食にします。
留萌はかつて鰊(ニシン)漁で栄えたらしく、鰊と数の子が名物です。
平日は40~50人ほど、休日になるとその倍くらいはここのそばを食べに来るらしい。
それなら、と鰊そばを食べました。
お勝手屋『萌』
観光案内所兼、お土産屋の『萌』
店内には海産物関係のお土産がみっしりです。
やっぱり鰊関係は多い。
タコ関連のお土産も結構ある。
鰊の形を模した「にしんパイ」を発見しました。
しかし、裏を見てみると普通のパイ生地の材料しか記載されていませんでした…
どうやら鰊の形にしただけのようです。
個人的にこういうお土産としては、味はどうあれ要素が多い方がテンションが上がるんですが…
ふぅ…形だけなのは拍子抜けですよ。
と思っていたら、他にも種類がありました。
留萌名物にしんパイ 二代目! 鰊入り!
鰊のパウダーが入ってますね!
これこれ!こういうヤツよ!!
さらに横を見ると、またありましたよ!!
留萌名物にしんパイ 三代目 プレミアム!!
鰊と数の子入り!!
数の子まで包んじゃってさ、一休庵さん 。
最高ですよ。
鰊とパイの組み合わせに抵抗がある人は「初代」
ちょっとひねりが欲しい人はパウダーを使用した「二代目」
鰊ファンには親子を包み込んだ「三代目プレミアム」
3種類を同時に売るとは… マジで感服しました。
素晴らしいと思います。
鈴木かまぼこ店の「揚げたてかまぼこ」
お土産も買ったので、小腹を満たすためにふらつきます。
萌から駅方面に少し歩くと「鈴木かまぼこ店」があります。
中に入ると、目の前のショーケースにかまぼこがあります。
注文するとその場で揚げてくれます。
こんなスタイルで食べるのはあまり経験がないですね。
香ばしい「たこ天」を噛むと、かまぼこと細切れのたこの甘さを感じますよ。
ほっとする味。
反対側には、おつまみ的な小さなかまぼこたちが並んでいます。
中の通りには魚屋さんもあります。
こんな感じ。
大判焼きと豚ちゃん焼
かまぼこを食べた後は、デザートに大判焼きと豚ちゃん焼を食べます。
ここには
- 大判焼
- たい焼き
- 豚ちゃん焼(ぶたちゃんやき)
があるようで、豚ちゃん焼はカレー風味だという。
留萌のソウルフードらしい…
とりあえず、豚ちゃん焼と大判焼を買ってみた。
豚ちゃん焼は、確かにカレー風味の春巻きのようなピロシキのような…
素朴な味で美味しい。でも焼き立てが食いたかったな…
B級な感じだったけど、意外と満足しました。
黄金岬
最後に「夕日の美しい黄金岬」を見て帰ります。
時刻は11時前。
まだ昼です。
ドでかいテトラポッドを発見。
ここ留萌は「世界三大波浪地※」として有名で、荒波がスゲー打ち寄せるらしい。
昭和38年から、国内でも最大級の90tクラスのテトラポット(破殺)が置かれています。
※その他2つは、インドのマドラス、スコットランドのウィック
途中でカモメを追いかけ…
実はカモメってよく歩くんですよ。
黄金岬へ着きました。
昔、ここは鰊の見張り台だったそうです。
鰊の大群が、夕陽に照らされてキラキラと黄金に輝き、岸に打ち寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになったと言います。
黄金岬の夕陽は全てのものを染めつくして、それは美しいらしいです。
今回はお預けですが…
海側を見ると、先の岩まで橋が架かっていました。
歩いて行けそうです。
海が一望できる。
本日は穏やかな海でしたが、荒れている時はヤバそう。
危ないので気を付けましょう。
というわけで、留萌へのB級グルメツアーはおしまい。
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