SK11のグラインダーが非常に使いやすい【板金加工歴10年によるレビュー】

 

迷いに迷って購入した、この「SK11」のコード式変速グラインダーですが、DIYでグラインダーを探している人にはかなりおすすめできる内仕様でした。

私は過去に10年ほど板金加工の仕事に従事していましたので、その経験から、今回グラインダーを選ぶ上で注意したことを共有しようと思います。

 

まず、呼び方についてですが、ここで言うグラインダーとは「ディスクグラインダー」の事を指しています。

円盤型の砥石が付くやつ

たまにグラインダーの事をサンダーと呼ぶ人がいますが、サンダーは振動で研磨する機械の事なので、この機械の事は是非グラインダーと呼んでください。

 

電源は断然コード式がいい

バッテリー式の物も売っていますが、周りに電源が無い場合にのみ検討する物と割り切って考えた方がいいです。

これはグラインダーの使い方にもよりますが、平面を削ったりする場合にバッテリー部分が邪魔になる事が多々あるからです。

あとはコード式に比べてどうしても重くなってしまうという事も挙げられます。

しかも、構造上お尻の部分にバッテリーが搭載されることになるので、重量のバランスがいいとは言えず、使っていると単純に手が疲れます。

角やバリを削ったり、切断がメインなら特に気にならないかも知れませんが。

 

なによりバッテリーの価格が高いので、メーカーへのこだわりがある、もしくはバッテリーを既に持っていて本体が格安で売っている場合を除いては、私は選ぶ事はないです。

 

出力について

出力については、現状販売されているグラインダーは大体500w以上の物が多いので、DIYで行うような簡易的な木材や鋼材の切断、研磨程度であればどれを選んでも大差無いと思います。

もしあなたが金属加工中心でグラインダーでガッツリ形を整えたいだとか、大量の加工を長時間する必要がある場合は1000w前後のものを選んだ方が無難だと思います。

実際、私の購入したSK11のグラインダーは1050Wですが、使ってみてここまでの出力は要らなかったかもなぁ…という感じです。

 

私が以前仕事で使用していたのは日立(現HiKOKI)の960wのヤツでしたが、ハイパワーの恩恵を感じるのは、粗めの砥石でガンガン削る場合くらい。

そもそも通常削る場合は無理やり押し付けたりしないので、過大な負荷がかかるのは相当仕事に追われている時だけなのです。

 

速度は調整出来たほうがいい

グラインダーは速度一定(回転数一定)の物が主流でなので、常にmaxで回ることになります。

使ったことがある人はわかると思いますが、振動や音が想像以上にデカいです。

初めて使う人は腰が引けるレベル。

 

まぁこれも使用用途によりますが、単純に砥石で削るだけなら一定速度の最も安い物で問題ないです。

ただ今後、ワイヤーブラシで錆や塗料を落としたり、バフで研磨したりする予定があるのであれば、速度調整式はとても調子いいです。

そもそもワイヤーブラシを使用する場合は最高回転で回す必要もなく、形状もカップ型が多いので、下手に回しすぎると形も広がってしまって、ワイヤーも飛び散って危ない事になるので、低回転〜で使用するのが吉です。

バフ類で研磨する場合も、熱が加わりすぎるとすぐ焦げたりするので、低回転で使用すべき場面が多いです。

なので調整式のグラインダーが良いですが、有名メーカーの物は高いんですよね。

 

砥石の大きさは100mm

対応する砥石の大きさも色々ありますが、普通に使うなら100mmの砥石が付くものが良いでしょう。

それが主流なので、当然、砥石の種類も豊富です。

豊富だという事=価格も安いという事で、砥石=消耗品なので安く手に入る方が絶対にいいです。

 

もっと大きなグラインダーも使ったことがありますが、砥石の径がデカくなるとモーターもデカく重くなります。

手が疲れるし使いづらいです。

しかも削る際にモーターにかかる負荷も大きくなるので、パワーの割に回転が落ち込みやすかったりと、あまり出番はありませんでした。

 

その他気になること

意外と重要なのは砥石カバーが大きすぎないこと。

カバーはデカいほど安全かと思われがちですが、逆にカバーが邪魔になって削りたいところに砥石が当たらないなんてことが起こります。

そうすると無理な角度で作業したり、最悪カバーを外してしまったりと始末が悪いわけです。

業務用のタイプはカバーが小さかったので使いやすかったのですが、DIY用の物は安全を考慮してか大きいものがほとんどなんです。

あまり大きすぎない物を選ぶという事も大切です。

この刃は木材を削る用の刃

↑これくらいなら許容できるが、カバーの深さ?というか厚みがありすぎると砥石を部材に当てづらくなる。※最悪、私は自分で削って使用します。

 

SK11のグラインダーのおすすめポイント

色々悩んでこのグラインダーに決めたわけですが、決め手となったのは変速できるという事と、もう一つ「ソフトスタート」というところです。

ソフトスタートとは?

グラインダーと言っても構造上はただのモーターと歯車で出来た単純な物なので、基本はスイッチを入れたら全開で回り始めます。

静止状態から急にモーターが回りだすので、その時に「グンッ!!」と手に反動が来るんですよね。

それは握りが弱いとちょっとズレるくらいの強さで、砥石とはいえ刃物が付いているようものなので結構気を遣うんですよ。

 

でもッ! このソフトスタートならッッ!!

徐々に回転が上がってくれるので、スイッチを入れたときの反動が極めて少ないんです。

これはすごーく精神的ストレスの緩和につながります。

 

ちなみにスイッチは今の主流なのか、サイドに付いているタイプです。

ちょっとコツがいる

業務用はスイッチがお尻に付いているタイプだったので、握る場所にスイッチがあるのは違和感しかありませんが、案外慣れれば使いやすいのかもしれません。

一応、単純なスライドではなく、押すアクションを加えないとON/OFFできない構造にはなっているようです。

 

軸の蓋を開けてみたらちゃんとグリスも封入されていました。

ボディはダイカスト?ネジは舐めないように慎重に

粗悪メーカーの中にはグリスが入っていない場合もあるそうなので、少し気になっていたんですよね。

しかし杞憂でした。(やっぱりSK11は良いものを出してくれる)

仕事で使っていたときは、このグリスを定期的に追加・交換していたので、メンテナンスとしてチェックすることをおすすめします。

 

ハイパワーで速度調整式、さらにソフトスタート仕様でこの価格。ということでコイツを購入しましたが、普段使いのグラインダーとしてはかなりいい買い物が出来たと思います。

満足。

SK11 コード式変速ディスクグラインダー SDG-1050VS
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