雨に濡れたレザーブーツのメンテナンス【レッドウイング・ベックマン】

 

ブーツって好きなんですよねぇ

シュワちゃんのターミネーター2を見た時からかな…

 

まぁそんなことはどうでもいいですが、バイクに乗るならブーツを履くのが正しい選択ですよね。

あいにく今はカブしか所有していないですが、遠出するときはやっぱりブーツが多いです。

今日ちょっと遠出したら雨に降られてブーツがビショビショになってしまったのでメンテをしました。

 

雨で濡れたレザーブーツのメンテ

持っているのはRED WING(レッドウイング)のベックマン。

色はブラックチェリーです。

 

ベックマンは厚手のオイルレザーなので基本的に水に濡れること自体はあまり気にしませんが、さすがにオイル入れないとまずいような気がするのでオイルアップします。

 

フェザーストーン・レザーはクリームで磨く事をおすすめいたします。艶が増し、味わいを深めます。キズなどをカバーし、補色をしながらの磨きには「ブーツクリーム/バーガンディ」が適していますが、「ブーツクリーム/ニュートラル(無色)」もお使いいただけます。コーヒー豆数粒程度の量のブーツクリームを全体に塗布したのち、柔らかい布やブラシで磨いてください。

艶を抑えて、しっとりと仕上げたい場合は、「ミンクオイル」または「オールナチュラル・レザーコンディショナー」を塗ることも可能です。靴全体に薄く塗布して、30分ほどおいた後、レザーの表面に残っているオイル分を乾いた布で拭き取ることをおすすめします。

また、こまめなブラッシングもブーツの汚れやカビを防ぐのに有効です。ホコリをかき出す効果の高い長めのホースヘア製のレッド・ウィング「ブラシ」をお使いください。

レッド・ウイング公式HP

公式によるとクリームで磨くことをおすすめしていますね。

  • 艶が欲しい場合 → ブーツクリーム
  • 艶を抑える場合 → ミンクオイル

という事ですね。

 

REDWING Boot Cream 97113 バーガンディ
created by Rinker

 

通常のメンテは1年に1回するかどうかの頻度です。

 

まずはブラッシングでホコリ落とし

私が使用するのは「靴用ブラシ」

磨きにも使っちゃってますが、本来はホコリ落とし用のブラシだと思う。

まぁ使いやすい

ホコリを落とすだけなら歯ブラシでもいいんですけどね。

家にあったコイツを使用します。

 

濡れちゃってるね

必ずこの内側にホコリが溜まります。

あとはソールとアッパーの間ですね。

ササっと払ってきれいにしましょう。

 

キレイにしたら次はオイルを含ませます。

 

ミンクオイルよりブーツオイル

ブーツのオイルはミンクオイルが有名ですが、私は「ブーツオイル」の方が使いやすいのでこちらを使っています。

パッケージがはがれた

パッケージが剥がれていますが、実際はこれ↓

【ジュエル】ブーツオイル
created by Rinker

 

ミンクオイルは常温だと固いし、ベトつくから拭き取らないといけないし、独特のにおいがするのでブーツオイルの方が楽です。

ブーツオイルは簡単に伸びて速攻で浸み込みます。

※ブーツオイルの中にミンクオイルも含まれています。

オイルは適当な布かキッチンペーパーとかに垂らしてから塗り広げます。

 

底にもコバにも塗ります。

 

全体に薄く塗り広げました。 

オイルだけだと艶消しのワークブーツっぽい仕上がりになりますね。

あとは室内で乾燥させるだけで完了です。

 

艶が欲しければクリームを使う

艶消しでもいいと思ったんですが、実はクリームも持っているので折角なのでツヤツヤにしてみました。

使用したクリームはコロンブスのシュー・クリーム(PRUNE)です。

シュークリームではない

クリームには「ろう」が含まれているので、磨いていくと艶が出ます。

通常は全体に塗るんですが、すでにブーツオイルを塗ってあるので光らせたい先っちょの部分だけに塗ります。

 

薄~く塗り伸ばして乾いてきたら柔らかな布で磨きます。

本来は。

しかし、ちょうどいい布がない私はどうするのか…

 

「紙」で磨きます。

 

邪道かもしれませんが、布より簡単に艶が出ます。

画用紙とか新聞紙とか紙なら何でもイケると思いますが、実はレシートがちょうどいい感じでなんです。

それでは、レシートで磨いたブーツの輝きをご覧ください。

この通り

ツルツルの紙を使ったほうがブーツもツヤツヤになります。

 

革製品が雨に弱いと言われる理由

よく革製品は雨に弱いと言われますが、個人的に革は水に強いと思います。

もちろん革の種類によりますが、レザークラフトでも成型するときは水に浸してから乾燥させるので、本当に水に弱かったらその段階でダメですからね。

水に弱いというのは見た目に影響することが主な理由なのかなと想像します。

 

確かに革を水につけると以下のようなことが起こります。

  • シミになる
  • 形が崩れる
  • オイルが抜ける

 

シミになるっていうのは雨がポツポツと局所的にかかった場合になりますが、全体的に湿らせてから油分を入れれば目立たなくなることが多いです。

水に濡れたまま形を整えないで放置すればその形のまま固まってしまうので形が崩れますが、乾くまで形が崩れないようにすれば特に問題があったことはありません。

抜けたオイルについても今回のように補充すれば問題ないと思います。

 

そういう事なので、私的には水に濡れた場合はその後処理に気を付ければ特に問題ないかなと思っています。

 

 

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